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民家と、何となく、神戸と似た感じを持ち好感の持てる治安の良い街である。 生活は、ヨットと別荘をもつのが平均的水準とか、しかし、消費税24%(内税のため実感は少ない)と食事での野菜の少なさには少し驚いた。実際、Bergenの朝市でも、魚介類の店がほとんどで、野菜・果物の店はほんの数店であり、斜面が支配する土地特有の現象かも。それに比べ、乳製品の美味しさは格別で、特に、山羊のチーズはカロリー制限の身を忘れ、常に鵜の目・鷹の目で手を伸ばす毎日であった。 ![143-1.gif](../images/143-1.gif
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そんなOslo,Stavanger,Bergenでのノルウェーの4日間を過ごし、オランダヘ移動し、Amsterdam, Rotterdam近辺の視察を行った。その中で、Rotterdam港の高潮防潮堤の視察、HeereMaC社のセミサブ型海洋クレーン船への乗船などを体験した。防潮堤は1辺300m程の扇形の水門を扇の要を中心に1点で、浮力の手助けがあるとはいえ、開閉のための水平面内の回転と遮断・解放のための鉛直方向での上下動をさせる巨大な構造物である。バランス的に大丈夫かなとの感じであった。クレーン船は国内のフローティング・クレーンと比較すると、感覚的には商船と戦艦との差を感じた。要するに、化物である。北海などでの海洋工事の大変さが痛感される体験であった。 その他、HeereMaC社が製作・架設を行ったというErasmus橋を始め、Rotterdam近辺の橋梁の視察を行った。ほとんど可動橋で、新しい橋梁は何れもデザイン的にあか抜けしたものであった。 ![143-2.gif](../images/143-2.gif
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最後に、ヘビースモーカーの私にとって、公共の場での喫煙を制限される10日間の旅程であったが、同行の皆様方のお力添えで、非常に楽しい毎日を過ごさせて頂きました。皆様方のお陰と感謝する次第です。 ![143-3.gif](../images/143-3.gif
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